ざっつわんだらんど

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おひさしぶりにどらまにあ(2008夏・短編)。


録画してあったコードブルーと魔王の最終回を立て続けに観ました(ちなみにRookiesはまだHDDの中…いつのだ)。濃かった!
以下、ネタバレです。






今期一番面白かったコードブルー。
きれいごとじゃなくてでも希望を捨てきれない医者ものの核の微妙な部分を、フェローとシニアに絡めて巧く魅せてもらいました。中だるみがなくて、毎回面白かったのもすごい。藍沢@Pさまが徐々に人間味を帯びてきたのも自然だったし、正直おばあちゃんに縋って泣いてしまうとことかは、わたくしの弱いポイントなので、割りと号泣しました。キャストみんな葛藤しながらも真剣で、面白かった。SPも楽しみです。そりゃ、これだけ出来たドラマだもん。続編もあるよね。


こちらは今期一番楽しかった魔王(ちょっと語弊があるか)。
時間がなかったので、後半は2.3話溜めて一気見しまして、それが返ってよかったかな。展開は読めるわけだから、毎週引っ張られると私としてはつらかったかもしれませんので。最期まで、成瀬@おーちゃんの信念が貫かれていて、よかった。芹沢を助けようとしたのも、最初から殺す気ではなく殺させるつもりだったわけだし、11年間自分の全てだった芹沢を失うことに動揺が走りまくるのも自然だった。いろんな行き違いが生じて、どこかで誰かを助けたいと思っても、成瀬自身にも止められない復習劇そのものが魔王だったかな、と。最期、ありゃほとんど心中だもんなー。普通に出逢っていても、分かり合えたかわからないふたりでしたが、最期にはお互いにはお互いしかいないように全てをぶつけていたように思えました。幸せではなかったけどね。
しおりちゃんが出てくるたびに、芹沢・成瀬同様癒されました。可憐だけど、芯の強い女性だったな。終盤にタロットとかが前に出てこなかったもいいですね。そんなんで運命決められても納得いかないし。ところで、彼女が、ご仏前で最後に"視た"のは、なんだったんでしょうかね。最期握ってたのは芹沢だけど、死のつらい想いじゃないといいのだけれど。
トマゴトで「大野くんの中に成瀬が、自分の中に芹沢がいて、撮影中に必ずしも安穏とコミュニケーションできたわけではなかった」とゆーよーなことを書いていて、すごく得心いった。真剣さが伝わる裏話でした。


余談ですが、友人が上ふたりでキャストしたら楽しいよねーって言ってましたが、それは楽しいね……!!長野さん成瀬と芹沢まーですよ。ちょっと年齢が逆だけど、ものすごく妄想できる(苦笑)。