ざっつわんだらんど

scientific taskforce 派生のda fan site


昨日の朝方に電車で帰宅しました。
鉄道がおおむね回復していたので、普段と変わらない時間で、乗車率も70%程度なので混み過ぎでもなく帰れました。
以下、覚書として記しますが、あまり見たくない向きもあると思いますので隠します。




家族とは最初の地震後に速攻電話をして無事は確認できていたので、そこそこ安心でしたが、帰ってきた地元があまりに普通に和やかなので、会社に泊まったひと晩のことが現ごととは思えずに、ギャップにまだ慣れません。
宮城を中心に東北の友人知人は、避難していたりはあっても幸い無事でした。
自分の周りが大丈夫なら安心かと、それで済む状況ではないですけれど。
職場が8階で耐震構造だったこともあり、安全のためなんですけど揺れがひどく、余震が多かったこともあり、相当恐怖でした。大きい声を出すと不安が伝染するしと、低い声で話をしていたら怖いと言われるとかもありましたが(苦笑)。
仕事関係で言うと、埋立地の倉庫の被害(地面の液状化)も相当で、各地の港湾と連携する仕事もあるのですが、塩釜なんかは連絡が取れないままなのが心配です。
夕方に徒歩や会社の車で帰宅した人たちもいましたが、朝までに帰宅できたと連絡があったのは半分くらいかな。なかなか電話が通じないせいもあるでしょう。
職場はネットも通じる(ustやニコ動でずっとテレビも見られる)し、トイレも食事も非常用パックもあるしで、泊まる決意をしましたが、結果どちらが良かったとは一概には言えませんね。
ただ、外で活動していたり地方から来ていたり自分で歩いて帰るのが困難なひとがたくさんいましたから、そちらに車や公共機関や避難所を優先してもらって、当座居られる場所がある自分は留まる選択をしました。一緒に帰ろうと同僚や友人に声をかけてもらいましたが、帰りつく自信がなぜかあまりなかったんですよね。地震が午前の早い時間で、日中に帰る話なら帰ったかもしれないですけれど。
ツイッターは良くも悪くも情報の宝庫でした。メールのつながりにくい中、友人知人の状況をいち早く知るのには、だいぶ有効。他の情報はピンポイントで取捨選択が必要ですね。交通情報は、とても助かりました。ただ、私はなるべくリツイートは最小限にしました。真偽を確認せずにばら撒くのはやはりあまりに危険です。


今こうしている間も余震があります。
油断していいことは何もないと思います。しばらくは常に手元に靴や服や必要なものを最小限にまとめておきます。
それから、明日からも節電ですね。