ざっつわんだらんど

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いよっ男前!

そんな本日、マチネに第32進海丸を観てきました。新大久保降りたとたん雨で「井ノ原さん…?」と濡れ衣を着せたのは内緒です(ははは。ごめんよっちゃん)。まだ上演期間なので隠しでネタバレ感想です。




主役サトル@三宅さんは本当に出ずっぱり。舞台である店に男10人が出たり入ったりぶつかり合い和解したりと非常に忙しいけれど、ひとつの場面が繋がった舞台なので混沌感はありませんでした。テーマもストレートだし。観やすかったですね。細かく笑いどころも、たっくさんありました。戸田丸チームが素敵過ぎる(笑)。意地っ張りで繊細で強気なんだけど寂しがり屋な主役・サトルに、三宅さんの気質と重なる部分が見えました。不思議なことに舞台上、彼メインで話をしている時もさることながら、船の内情に関わる話(サトルは部外者)で輪に入っていけずに端でぽつんとしている姿に眼を惹かれました。疎外感っていうのかな…寂しんぼオーラが出てたっていうか!クライマックス近く、椅子に凭れ客席に背を向け俯いている背中が愛おしくてしょうがなかったですね。まあ正直我侭な子なんだけど、素直になれなかった背景も理解できるし、誰にも言わず言えず苦しんできたのかと思うと、もうダメ。店に残されグラスを洗いながら泣き、戻ってきた兄ヒロシ@伊崎くんに「もう、ひとりは…」と泣きながら発露した彼の気持ちがせつなくて、泣いているサトルと一緒泣けていました。もうあの子ってば鼻の頭赤いしさ、マジ泣きなんだもん。土佐弁には10分くらいで慣れました。この土佐弁がまた、サトルを妙に稚く感じさせる…と思うのです。
男前な役者さん9人と切磋琢磨して構築される、いい舞台でした。誕生日なので、カテコ一回目でおめでとうコールなどしたお客さんがいて、それを良しとしないであろう*1三宅さんの表情が若干こわばってたよーな(…)気もしましたが、二回目のカテコでイサオ@裕太くんが舞台上の3段くらいの階段をものすごく身軽にジャ〜ンプ!!して登場して、舞台の上も下も破顔一笑。健ちゃんも「おおっ」って顔で。その後も肩を組んだり「おめでとう!」ってかまってくれたので、みんな笑顔で退場してました。おかげで三回目にひとりで登場した健ちゃんにちょっと余裕が見えたくらい。裕太くん素敵だ…(惚れ)。しかし彼はまだ若いんですよね〜パンフ見たら三宅さんより年下でやんの。この子は小6くらいから知ってるからねー(笑)。
この天候不順の折りなので、体調に気をつけて最後まで無事終えられますように。健ちゃんは、畳み掛けるように舞台・夏コン・映画公開ですね(が、頑張り過ぎないでー)。

*1:確かに特別な日だけれど、舞台はカンパニー全員で構築されていくものだから、せめて一回目のカテコは全員へ拍手をささげて欲しいので。というか、言われた健ちゃんがちーとも笑顔にならんかったしね。