ざっつわんだらんど

scientific taskforce 派生のda fan site

心に君が住んでる それだけで幸せなのさ

終わりました。
初日にして 全 力 投 球!
素晴らしかったです。
楽しかった。2006年10月以来の約二年ぶりだったから、久々に泣いた!(苦笑) いろいろ言いたい事はあるけれど(あるんかーい)、今はただただ、
ま さ ゆ き サ イ コ ー!!!!!
と、言いたいです。


ここから追記。以下、ネタバレです。




今回のピーターは、とてもとても楽しそうです。
前半少しピッチが早いかなと思いましたが、それは徐々に改善されたように思います。気になったのは、それくらい。
再演のときには、演技に歌に余裕のようなものが感じられました。
再々演は、説得力と自然さを兼ね備えたピーターを観ることができました。
以前も書きましたが、私はピーター・アレン本人をよく知らないので、坂本ピーターからしかそのひとの印象を受けることが出来ません。なので、坂本さんの演じるピーターが、本人に近いとか正しいピーター像だとか、そういった感想はもてません。けれど、才能を持った愛し愛されるひとりの人間の半生を観る、という点においては、すごく力強い舞台を得ることができました。
ピーターは、めいっぱい、愛して愛されたいひとなんだろうなと思います。今日の坂本ピーターは、愛する感情を全開に見せていたので、とても説得力があったのだろうと。再演のときはすごいエロを感じたんですけど(苦笑)、それ以上に今回は「愛」を感じました(おお真面目よ)。


「舞台にピーターでいると幸せ」
というようなことを以前から坂本さんは言っていますし、今回のパンフにも書かれていますが、観ていてもそうなんだろうなって感じられる。
「ひとりひとり観客に話しかけるように、台詞も歌も」
それも、確かに受け取りました(思い込み上等)。
舞台の上から、楽しまなきゃ損だよ?って思いながら客席を見ているそうですが、めいっぱい楽しんだよー。それは今日の青劇のお客さんの中でも、そうとう上位の自信があるわよ(笑)。
愛し愛されることに衒いのないピーターだからこそ、と思うのですが、ピーターがジュディやライザやママ、誰かに甘えるシーンがねー。ピーターなんだけど、あまりにかわいくふっきれた甘えん坊っぷりに、三男坊まーくんが出てきちゃった?とかは思いましたが(笑)。いやー、すごい吹っ切れてますよ、あのひと(苦笑)。でも、男との密会をライザに甘えて誤魔化すシーンで、膝間づかずにいっしょにソファに座っちゃったのはちょっと残念でした。低い位置からの上目遣いがかわいかったからさ…(細かい)。
こんなに気持ちよく観られたのは、今日の席がよかったせいもあるとは思います。珍しく、前の方でしかもど真ん中なので、舞台に立つとちょうどこの辺見てるよな…というベストポジションでした。ちなみに、舞台半ばのアドリブにおいて、ピーターは観客の皆さんはぼくと目が合うとそらす、と言っていましたが、私はガンつけっつうぐらい凝視してましたが、何か?(笑)
でも、そうやって目を合わせていると、ピーターが口の端をふっと上げてちょっと笑うんだよね(…と、思い込んでみました)。それだけで、昇天(苦笑)。


さて、ダメ出し(ここまで褒めておいて、あるんですよ)。
っていうかね…黒ピーターなんだよ…焦げてるんですよ!!(訴えたくなる) やっぱり、VIBESから一ヶ月で美白は無理だったのね…。ドーランで隠しきれてないんだよ、アロハが普通に南国のひとみたいに似合っちゃってるんだよ、ばかっっ。
もー、ゴルフ行くなとは言いませんから、日焼け止め塗ってくださいね…(念)。
あと、これはダメだしじゃないんだけど、まーくんムキムキな二の腕でしたけど(苦笑)。もう、痩せ過ぎるとか声が枯れるとかの心配はないんだろうと思うし、そのためにも筋力つけてるんだと…思うんですけど!むちむちしてたよ!!(爆笑) あ、それとお尻がだいぶ丸っこくて、けっこうショックでした(笑)。いや、きっと終わるころには適度に削げるはず(痩せて欲しいのか太ってほしいのか、ジレンマ)。
それに反して、というか。いつもパンフはいい出来ですが、今回が一番いいんじゃないかなーっていうヴィジュアルです。ヤバイです。めちゃいい画入ってます。特に前半の、青・黄・赤のページは秀逸。ポーズもいいし、目の色気がハンパない。
そのパンフ見て、ああ…と思ったんだけど。
初演のピーターは処女しくて、再演は娼婦(エロ全開だったから)で、再々演は淑女と娼婦と童女の無邪気さを合わせもつって感じかなーと思いまぁっす!(言い逃げる)


いや、文句も出しましたけれど(外見だけね)、楽しかった。いい舞台でした。
もう、2.3年に一度開幕する感じでライフワークにしたらいいんじゃないかな。40過ぎても、問題なくイケルと思います。合間の年に新作入れてくサイクルで。その際には、難しいとは思うけれどオリジナルキャストがベストメンバーなので、ぜひこのままでお願いします。